【現地レポート】池袋駅から「急行」で約47分、特急レッドアローだと約40分で着く飯能駅は、都心からの通勤電車の終着駅。ここから4キロ超・バスで12分ほどの地に西武グループが約30年前から開発を行っているニュータウン「西武飯能日高分譲地」があり、このうち105の区画が今後順次販売される予定となっています。
飯能市と日高市にまたがる1974戸という計画の巨大な分譲地は、自然環境に恵まれているのが特徴で、今も街の開発が続いています。
飯能駅から現地まで写真でレポートします。
こちらは飯能駅。特急レッドアローも含めすべての列車が停車し、池袋方面からの通勤電車はここが終点。特急を除き、ほぼ全列車の始発駅となっているため座って通勤できる確率が非常に高い駅ということになります
改札口は1カ所のみですが、1日3万人以上が利用し、電車は頻繁に到着するので常に賑わっています
分譲地へのバスは改札口左手の「北口」へ向かいます。北口がメインの出入口なので、多くの人に付いて行けば間違いはありません
駅からバスターミナルまでの間には西武飯能日高分譲地の案内も掲出されています
こちらが飯能駅北口の様子、バスターミナルの先に見える大きなビルが駅と併設したホテル「ヘリテイジ・リゾーツ飯能」(旧飯能プリンスホテル)とショッピング街「西武飯能PePe(ペペ)」。埼玉県飯能市を代表する風景です
北口のバスターミナルからはさまざまなバス路線が発着しており、国際興業バスの路線が目立ちます
西武飯能日高分譲地へ行くバスは飯能駅北口のバスターミナル「2‐2番のりば」から1時間に2本程度運転されています
市内を抜け、10分ほど走ると西武飯能日高分譲地への出入口となる「永田交差点(信号)」が見えてきました
こちらが西武飯能日高分譲地の中心となっている「西武不動産営業所」のバス停です。今回の分譲エリアはこちらから歩いて5分ほどの場所にあります
バス停の近くには、西武プロパティーズの「飯能日高営業所」ほか、「飯能信用金庫」や「ファミリーマート飯能日高団地店」があります。こちらのファミリーマートは、ペット連れでも訪問できるよう店外に専用スペースが設けられているほか、店内にはソファが置かれたカフェ的なスペースもあり、街の交流場にもなっている様子です
それでは今回の分譲地へ向かいましょう。バス停からは真っ直ぐな道なので難しくはありません。
なお、西武飯能日高分譲地内は「飯能市」と「日高市」にまたがっており、バス停や道路は日高市内ですが、今回の分譲エリアは飯能市内に位置しています。同じ分譲地内でも、日高市側は「横手台団地」(日高市横手1~2丁目)、飯能市側は「永田台団地」(飯能市永田台1~3丁目)とそれぞれ呼ばれており、2017年12月時点で日高市側のほうが開発は進んでおり、人口が多くなっています(グーグルマップを一部加工して使用)
目抜き通りの緩い上り坂を歩いていくと、左手には日高市の「横手台グラウンド」が見えてきます
こちらの横手台グラウンドは、かつて小学校建設のための用地だったこともあって、かなり広大です。予約で使われていないときは子どもが自由に遊んでいる様子も見られます。こんな立派なグラウンドを使えるのはある意味で贅沢です
右手にテニスコートが見えてきたところで右に曲がり、住宅地のなかを歩きます
バス停から5分ほどで今回の分譲エリアに到着しました
今回の分譲エリアの全体図。2017年12月現在販売中の13区画は最多価格帯が700万円台となっています
すでに販売済みとなっている区画も見られます
今回の分譲エリアにはまだ家は建っていません。建築条件がないので、好みの家を建てられるのはメリットで、他のエリアにはログハウスのような個性を感じさせる家も目立ちました
エリア内の道路はしっかりと整備されており、日常の移動に車を使うにも最適です
先ほどのバス停近くに戻ります。「けやき通り」は高麗(こま)ニュータウンや高麗駅(飯能駅から秩父方面行き電車で2駅先)方面へ通ずる道路です
けやき通りを高麗方面へ下ると、武蔵台中学校と武蔵台小学校がほぼ並んで建っているのですが、こちらは日高市立なので、今回の分譲エリアである飯能市側からは原則通うことはできません。飯能市立の小学校は街の中心部にあるため、路線バスなどで通学することになります
こちらは飯能駅前の様子、人口8万人の中心地だけあって賑やかです。なお、次の東飯能駅(西武池袋線・JR八高線)の駅前には大型商業施設「丸広百貨店」もあって、街のなかで一通りそろいます
こちらは飯能駅の近くにある大型スーパーの「スーパーバリュー飯能店」、駅に近いのに大型駐車場も完備しており買物に便利です
飯能駅直結の「飯能ぺぺ」には、書店やユニクロ、スターバックス、ダイソーなど一通りの全国チェーンも揃っています
飯能は「天覧山」をはじめとした観光やハイキングに適した風光明媚なエリアが多々あります
飯能駅の池袋方面への平日時刻表です。昼間でも5~10分おきに電車が発車するので、不便はほとんど感じないはずです
特急レッドアロー号に乗れば池袋までは約40分、快適な移動が可能。特急料金もワンコインの500円です
地下鉄副都心線を経由して横浜の元町・中華街まで直通する「快速急行」も1時間に1本の割合で運転されており、新宿三丁目や渋谷方面へも乗り換えなしでアクセスできます